47、最高級ホテルのクメール料理教室(市場見学編)     戻 る
本編に収め切れなかった写真集

2016年1月18日(月)(9日目)。


大衆食堂での食事の後、一旦ホテルに戻ります。
そこでちょっとこぎれいな格好に着替えます。
実はこの後最高級のホテルに行き、そこで料理を学ぶからです。


私たちが今回滞在したホテルも、格安で泊まれたからとはいえ、
実は4つ星クラスのホテルですから、建物も中庭もしっかりしています。

しかし今から行くホテルはもちろん5つ星の最高級ホテル
ということで、結構格好から意識しました。


徒歩圏内にあるのですが、なんとなくタクシーで移動しようと
いうことで、トゥクトゥクを利用して向かいます。
そして向かった先のホテルは・・・・。



ラッフルズ グランド ホテル アンコールというホテルです。
このホテルはシンガポールでは観光地になるほどのクラッシックなホテルで、
「シンガポール・スリング」という有名なカクテルを開発した
「ラッフルズ・ホテル」の系列のホテル。
アンコール遺跡観光のため、シェムリアップには星の数ともいえるほどの
ピンきりの宿舎がありますが、ここは
ほぼ間違いなく、その中でトップクラスに位置する最高級ホテルです。


敷地自体が、一つの公園であるかのような佇まいです。



日本では一庶民に過ぎない私たちも東南アジアでは物価の関係で、
高級ホテルに普通に出入りできてしまうのですが、
そういうところに行きなれたとしても、ここのロビーはひと時の緊張感を感じます。


エレベータ一つをとってもあえて伝統的なゴンドラ
仕立てになっているところがにくいですね、



アンコールの遺跡のレプリカもちょっと飛び跳ねているようです。


フロントで料理教室参加の旨

ちなみに何故このような最高級のホテルで料理を学ぶことになったか
といえば、実はシェムリアップにはほかにも料理教室はあります。
大体25ドル出せばそういう教室に通うことはできました。
それに対してこちらは80ドルですから3倍強の価格がします。

それでも、ここにしたのは「カンボジアのクメール料理」と呼ばれるものを
確実に学びたかったからです。
(こちらのクッキングコースには、クメール料理の本もついていました。)

左右のベトナム・タイ両国の料理はある程度わかりそして知名度もあります。
しかし両国に挟まれたカンボジア料理。両国の特徴をかねているということは
事前にカンボジア旅行・滞在経験のあるお客さんからは情報を得ていました。
でもいまいちつかみきれないもどかしさがありましたので、今回の旅に
取り入れたわけです。
そして、カンボジアのプノンペンでの高級レストランなどの実際の経験を
得て、お客さんのいわれていることが痛いほどわかりました。
それゆえその集大成を確認する意味においても、やはり高級料理としての
クメール王朝伝統の料理を学ぶべきではないかという事もあり
ここで思い切って投資したのです。
(サービス等込みで結果的に1人100ドルかかりましたが、
結論から言えばその価値はありました。)



フロントで料理教室参加の旨を伝えると、最初に日本語を話す人が
現れしばし待つよう言われました。
そして、ソファーで待つことにしました。



「いまから、指導するシェフではなく、当ホテルの総料理長が
市場見学にご案内します」ということで、総料理長が登場。
一緒に市場見学に向かいます。



こちらの車で向かいます。この車はベンツです。
ベンツに乗るのが実は初めてでした。
庶民感覚からすれば、893が乗る車とか思い出して今います
また「ベンツを買うほどの投資をしてでもこだわりの地酒を置いているんだ」
という熱血酒屋さんを思い出しながら乗り込みます。


車で移動すること10分ほどで到着したのがこの市場。
シェムリアップの中心部から少し離れたところにありました。


コックコート姿のシェフの後をついていきます。



遺跡の前やパブストリートのようなツーリスト街とは違いますから
地元の本当の姿を見ることができます。



市場にあるものは、基本的なものは左右両国にあるものと
おなじですから、見慣れているものも多く後はそれを
利用する際、クメール流ではどう違うのかなという点を
抑える必要がありました。


市場の中に入って、総料理長に質問するシェフ。
通訳とかそういうレベルからは程遠いものの
多少はわかる英語でやり取りします。
むしろ料理に対する熱意は国・立場違えど同じだと思います。



兎に角、ベトナム・タイ両国との共通点と違いの確認が
メイン作業でした。



非常に広い市場の中。らっふるずほ照る御用達の
シェムリアップの中では一番の市場なのでしょう。



気になる食材があれば、シェフはためらうことなく
質問をぶつけます。


それに対して、総料理長は丁寧に説明してくれます。
これは書物やネット上の知識はもとより
実際にこの国で足を運んでも理解できないことであっても
総料理長の説明でスーと頭の中に入っていきます。




市場の中ではいろんな地元の人いろんなものを販売しています。



精肉売り場のようです。


ムスリムの人たちが販売しているようです
ということは豚肉以外ということですが、見た目は羊肉のような気がします。


果物を捌いています。


トンレサップの魚でしょうか?
見た目はタイでよく見かけるプラー(なまず)のようです。


鶏肉を捌いています。



こちらの鶏肉足が非常に長いようですね。

野菜売り場も活況です。



多くの人が淡々と作業をしているのがわかります。



黒い鶏も売られています。



今回に限らず市場の活気は大好きですね。


ついつい何枚もカメラで撮影してしまいます。



調味料や乾物も売られています。
利用方法を確認します。



一般の観光客と違い、一応プロとして飲食に携わって
いますから、シェフも真剣に教えてくださったように思います。



ビンの中にいろいろなものが詰まっているようです。



市場の裏手に出ました。表や中の喧騒がうそのようです。

根菜類が並んでいます。日本では考えられないほど安いですから


いつもうらやましく思うんですね。
といいつつ30分近くの見学は終了。ホテルに戻ります。



帰りの車内。運転手がいて思わず擬似セレブ気分を味わいました。
まあ本物ならこんなところの撮影はしないでしょうけれど(笑)