37、トンレサップ川クルーズで出会う「一期一会」の人々     戻 る

2016年1月16日(土)(7日目)。


2日前と同じ船着場。ベトナムのチャウドックからメコン川をさかのぼり
このプノンペン来て、こんどはシェムリアップに向けて船に乗ります。
メコン川はこのプノンペンの町の入口で2つに別れ、本流のほうは
そのまま北上してラオスの方に向かいます。
たしして、もう一つのほうはトンレサップ川となってトンレサップ湖に
たどり着きます。
今回はこのルートで船でさかのぼり最終的には
湖湖畔のシェムリアップまでの行程です。


トイレを済ませて戻ってくる途中。
すぐ後ろにいる男に対して、船内にトイレがあるかどうかを確認します。


時間が来ましたので船の停留している波止場に向かいます。
しかし目の前の大型の船ではありません。



川に作られている波止場から見上げます。


こちらの船です。スピードボートと呼ばれる「高速船」
プノンペンからシェムリアップまで一人35ドルです。

欧米人たちは船の上に行き、そこでスピード感を味わう
ようですが、シニア世代の私たちは、長時間(6時間)ということもあり、
いずれ強くなるであろう日差しを受け続けることは、
余計な「体力消耗」につながると考え、通常の座席のほうを選びます。


席に座るとこういう感じです。多少アクリルの窓が汚れていますが
十分風景は楽しめそうです。



座席は一杯ありますが、ほとんどの人たち(ほとんどが欧米人)は
上に席をとるのでガラガラです。
私たち以外にも下の席にいる人がいましたが、
みんなアジア系の人たちでした。


船は動き出しました。大型の船が停まっています。


奥の近代的なビルの手前に木造の家屋。
プノンペンの町の雰囲気が出ています。


工場のようです。なんの工場なのか?
場合によっては穀物を入れるところなのか??
これだけではわかりませんね。


川の上に浮かんでいる水上家屋のようです。



立派な橋が見えてきました。

友好橋といわれる橋です。
1966年に日本の手によって架けられたものの内戦で一度は解され
94年に再建されカンボジアの紙幣にも描かれているという日本の友好橋と
つい最近完成したという中国の友好橋が並列で並んでいます。

静止画場仮では臨場感に乏しいので
どのくらいの速度でこの船が航行しているのか動画を撮って見ました。



結構な速度が出ているので、写真の撮影がうまくいかなかったり、
途中で個人の渡し舟や漁をしている船があると
警笛を鳴らして追い払うほどの勢いがあるのですが、
それでもノンストップで6時間近く架かるのですから
プノンペンからシェムリアップの間は遠いですね。



しかし、その時間に飽き来ないような風景が続きます。
ちょっと郊外に出たのか、木造の建築物が目立ちます。



水上家屋の集団があってその上にも建物があります。




横から貨物船?とすれ違います。



銀色がまばゆい、コンビナートのような建物がありました。



船内で記念撮影。欧米人たちは上にいるので、貸切に近い状況です。



モスクがありました。手前の高床式の水上家屋と対照的です。



洗濯物を干しています。こういう生活は
雨季の時は大変でしょう。


少しカラフルな船があります。



この少年は、船内で食べ物やドリンクを売っていました。
彼も6時間暇なので、こうやって一期一会の観光客の
相手をすることが趣味なのでしょう。



こちらのビールを購入。昨夜も飲んだ思い入れるあるABCスタウト。



小船で一人で漕いでいます。
このあたりになると家屋が少なくなり自然の大地が見えてきます。



船のデッキから正面を見ます。煙を吹きながら高速で航行します。



川べりで時折出会う人々。こういう出会いを一期一会というのでしょう。



こういう小船に二っている人。水上家屋の生活者は、
小船が自転車のような存在なのでしょう。



こちらは、漁師の家族でしょうか?網を引き上げています。



別の船でも紅い網のようなものが船上に打ち上げられています。


手前の少年は少しぼやけていますが、ノンストップで高速で走る船からなので、
些かやむをえないところがあります。
ただ何度もこういうのをトライしたので、シャッターの切る練習にはなりました。


こちらでも漁の最中のようです。
奥の水草はカントーでのクルーズでも良く見ました。



水草に挟まれたような入り江のようなところで、漁をしています。
確かに魚はこういうところに多く生息する傾向はあるようですが。



ドーム状の屋根があります。東南アジアは年中夏のような
日差しが照りつけますので、こういう日よけになる屋根は重要ですね。


別の、船の屋根は少し違い三角のわらぶきのような屋根になっています。



ふと横を見ると、先ほどの少年が何故か救命胴衣を着けています。
変ったことをして受けを狙うための観光客向けのサービスでしょうか?



何故かトイレまで撮影の対象にしてしまいます。
おそらく、川に垂れ流しの可能性が高そうです。

川沿いの集落に差し掛かったようで急に家屋が並び始めます。



手前の船以上に奥の建物が気になります。
市場かもしれません。



このあたりを通り過ぎるときに高速船は、警笛を鳴らし続けます。



なんとなく優雅に見えてしまう小船の横を高速で通り過ぎます。






こうやって見るものを飽きさせることのなりクルージングは、
個人的にはお勧めです。最近ではバスのほうが便利がよくて
早くて安いらしいのでそちらのほうが人気らしいのですが。


先ほどの少年から購入したパンです。位置関係からして
そろそろ東南アジア最大の湖トンレサップ湖の近くまで来たようです。


朝市場で購入したマンゴーの模型に乗る同行者。

今回は、私たちが一期一会とばかりに船の少年や船から見る水上生活者
を多く撮影しました。
悪い表現を使うとある意味、動物園の動物や水族館の魚に対する
視点で観光客は撮影をしてしまうのですが、ひょっとしたら彼らも日々
来る観光客がどんなやつらだとばかりに、船にいる私たちを見ているのではないだろうか?
お互い様というかそんな風に思いました。
そして私たちのこの同行者を見て、船内の少年が
「今日の船内にいた奴らは写真ばかり取っていたなあ。
観光客用のお土産でもない、そこらあたりの店で使うような果物の模型を持っていて
その上に変な熊上に載せていたし。

でもまあいいか。ドリンクとパン買ってくれたからな」
と、心の中でつぶやいていたやも知れません。