31、プノンペンの王宮とシルバーパコダ     戻 る

2016年1月14日(木)(5日目)。


食事も終えたので、プノンペンの町を歩くことにしました。



こちらはプノンペン国立博物館の建物。
ここには明日の午前中行くことにしました。
そして今日行くところはプノンペンの王宮です。



王宮前の広場を歩いていくと
現在のカンボジアの王様「ノロドム・シハモニ国王」の肖像があります。



見上げると、羽ばたく鳥が見えます。



仏教の僧侶たちの行列に出会いました。
タイと同じ上座部仏教の修行僧ですね。


王宮の入口まで壁伝いに歩きます。



王宮前広場とこれは王宮の正門のようです。
普段は当然ながら閉鎖されています。


何気なくアンコールワットの遺跡を思わせる像がありました。


王宮の入口から敷地内に入っていきました。



広大な敷地にはいろんな建物が並んでいます。


後ろに長い蛇(ナーガ)はタイにも同じような形式のものを見るのですが、
その手前の「狛犬」のような存在の像はクメール様式というか
タイなどの他国では見ないカンボジア独特の彫刻です。
※調べるとこれは「シンハ(simha)」という、サンスクリットで「ライオン」を意味する存在。
  つまり獅子です。(タイのシンハービールのモデルと同じですね)



少し離れた角度から


正面から見上げるように撮ります。
こちらは「即位殿」といわれている場所。
中国やベトナムの「太和殿」に該当する重要な儀礼を行うための場所。
最も重要な建物の為でしょう。内部の撮影を禁止していました。


この蛇(ナーガ)の胴体が異様に長いですね。


何度見てもあきませんが、タイの王宮と見比べて
微妙に違うのが面白いですね。


これは別の建物。実はベトナムのチャウドックから同じ船に乗っていた
欧米人たち。船着場で別れたのですが、この王宮で現れました。
行程の考えが同じようです。

ちなみに、左寄りにある白い洋風の建物は「ナポレオン三世の館」
と呼ばれていて、三世の婦人からの贈答品とのことです。



高さ59mにもなる尖塔があります。
実はこの建物の先を見ると顔があります。



望遠機能を使いました。4面に顔がついています。
ちょっと不気味に感じますね。
想像ですが恐らく、「四つのすべての方角から地域全体の様子を見る」
という意味あいがあるように思いますが、この形式はアンコール遺跡の
バイヨン寺院にも同じようなものがあります。
そこからの引用の可能性もありますね。


別の建物もよく見ると細かい装飾がなされています。


これは、「ガルーダ!」タイやインドネシアにもいる怪鳥です。
(店の近くのタイ領事館にも同じようなものがついています)

王宮からそのまま隣に移動します。


王室の隣にある「シルバーパゴダ」と呼ばれている王立の仏教寺院があります。
この寺院は19世紀末から20世紀の始めにかけて在位していた
ノロドム王時代に王室の菩提寺として建立された
寺院でして、で仏教祭礼時に利用されるそうです。
床に5000枚以上の銀のタイルが敷かれているの で
「シルバーパゴダ(銀寺)」と呼ばれています。

タイのバンコクにも王宮の隣にエメラルド寺院という
格式高い寺院がありますが、それだけ政治のトップと宗教の権威が
一体化している世界があるように思います。


ベトナムを思い出すような蓮の水がめがありました。



面白い形をした盆栽があります。
と見ていると、見知らぬ人から声がかかりました。


この盆栽をバックに記念撮影してほしいとのこと。
快諾し、ついでにその模様を抑えておきました。


ここには、後日行く世界遺産「アンコールワット」の模型がそこに
ありました。


模型を見るだけでも壮大なつくり、かつてのクメール王朝時代の
壮大な権力を見せ付けられる思いがします。



壁には壁画があります。ガイドブックなどで調べるとこれは
叙事詩「ラーマーヤナ」の壁画が600メートル以上に渡って
描かれているものだそうで、ラーマーヤナの詳細はリンク先を
参照してほしいのですが、どうもヒンドゥ教関係のもののようです。

タイでもそう感じたのですが、上座部仏教の寺院に
ヒンドゥ教の影が結構あるのがわかります。
こういうものは書物等の情報ではなく、
実際に見ることでわかるのが面白いところです。


仏塔(ストゥーパ)がありました。


この木のようにも見えるのは敷地内にある小さな丘。
歩いていて少々疲れたので。日陰が気持ちよかったです。

そして、この丘(ガイドブックにはチベット高原にある聖地カイラス山を模した丘)を
登ってみました。

丘の上から、少し見下ろす感じです。仏塔が並んでいます。


欲みると小さな仏像のようなものがありました。


サルのような像は「ハヌマーン」と呼ばれるもの。
タイにもいますがちょっと雰囲気が違います。


建物の奥からの木漏れ日が美しいですね。


改めてみると、彫刻洋式がタイとかでは見かけない
カンボジア独自のものの用に思います。
(見た目なんとなくおとなしく上品に感じるのがクメールの美術?)



象の置物がありました。


カンボジアに伝わる民族楽器での演奏がありました。


拡大します。ロニアット・アエック(木琴)、コーン・トム(環状ゴング)
スコー・トム(太鼓)という伝統楽器です。


アンコール美術を思わせる像です。


こちらも伝統的な建物が並んでいます。


こちらの「ハヌマーン」は紅いですね。


最後に、建物の展示物の中で気になったものです。
これは、曜日ごとに着る服装が違うことをあらわしているそうです。

こうして、プノンペン一の観光名所の見学を終えました。