16、前回とは違う「カントー」の夕暮れ     戻 る

2016年1月12日(火)(3日目)。


宿に荷物を置いてしばらくして宿を出 ます。
すると先ほど宿の料金を交渉したオーナーの男が、
メコンデルタのツアーをどうするのか聞いてきました。
チェックインのときに男から、メコンデルタのボートツアーの説明を
聞いていました。

カントーには有名な水上マーケットが早朝行われることは
知っていましたが、実は13年前に見たことがあったのです。
ただ、13年前の状況と今の状況が違うので、申し込むことにしました。
料金は1人15ドルでした。
※本当はもっと安い方法がいくらでもあったようなのです が、
 結果的にはこの料金の価値のある内容で良かったです。

チケットの購入と宿代を払いました。
宿のBILL(領収書)をも求めるとやや渋い表情をしていた男も
粘り強く求めて、「良しわかった!」と書いてくれました。
※これが後で大きな意味を持ちます。


宿を出たところです。既に夕暮れが迫っていて
暗い影のようになっていますが、ツーリスト街です。

カントーに来たのは、初めてではなく2回目ですが
前回とは全く違いました。
というのは、以前にも書いたようにチェーン店の会長ご夫婦とその随行員さんと
当時親しかったベトナム人ガイドさんと一緒に来たからです。


町の様子です。撮影しようとしたのがわかったようで
自転車の人がこちらに向けてポーズをとっていました。

先に誤解の無いように言っておきますが、会長は大変な
ジェントルマンで、私たちにも大変優しくしていただき「大物」
という言葉にふさわしい方。
その奥様も優しい方でしたし、同行された随行員の人たちも、
大変良い人たちばかりでした。
とはいえ、どうしてもグループでの行動で、
会長ご夫婦のお仕事の役に立つようにと、シェフおぐしが行程を企画し、
それをガイドさんに伝えて希望の場所に連れて行ってもらうというツアーでした。
ですから、前回、「カントー」の様子を十分見られたかとなると
「?」という気がしたのです。






カントー川の川べりに向かって歩いていきます。
途中の売店で缶ビールを買いました。

その時は、ホーチミンから一台のバンでフェリーを渡り
カントーの町に到着したものの、
当時はいちばん高級だったホテル「ビクトリア・カントー
」に直行。
私たちはガイドと一緒に街中の小さないホテルに宿泊しよう
と思っていたのですが、
会長が「それは寂しい。全部持つから一緒に
居てくれないか?」
おっしゃられたので、そのお言葉に甘えさせていただいたのです。
その夜は、ガイドさんがお勧めの川に浮かぶ東屋のある
高級レストランで食事をして 終わりました。
そして、翌日はホテルでの朝食の後、少しだけ終わりかけの水上マーケットを見た後、
会長の本来の目的である「木造船の買付」などを行って
ホーチミンに戻りました。



現在の川べりは、公園のようになっています。
地元の人たちが、涼しくなる夕方あたりから寛ぎに来られているようです。


なかなか、撮ってしまいたくなるようなゴミ箱がそこにありました。
ちょっと缶ビールを片手にカントー川をのんびりと眺めることに
しました。


今回の旅でメコンデル タを通過することは決めていましたが、
当初はカントーに行くつもりはありませんでした。
ところが、1週間ほど前に用件があったホーチミンの北東の町
「ビエンホア」に立ち寄る予定がキャンセルとなり

予定に余裕が
できました。
そこで、メコンデルタに行くので、もう一度「カントー」に行こうと思ったのです。



カントー川、小船が対岸に向かっています。
ここに来た時に、デジャブとかではありませんが、
記憶がよみがえって来たのですから不思議です。
そう13年前もこの川べりを確かに散歩しました。




あの時は朝でしたが、今回は夕暮れ。
空だけ見ると寂しくなりそうな雰囲気ですが、実際には船が多く行き来し、
多くの人が公園にいましたから、賑やかです。



情報を調べると対岸も面白いようなことを書いていましたが
今回の旅程ではそこまでの余裕がないので、眺めながら
想像だけを楽しみます。



対岸のジャングルのような木々の先には似つかわしくない人造の塔
が見えます。あれは、メコン川本流に架かる橋。
先ほどあの橋を越えて、このカントーに来ました。


同行しているこのバックパッカー熊も
この雰囲気に馴染んで和んでいるようです。




川を良く見ると、水草が浮かんでいました。



見た目からして「ホテイアオイ」でしょうか?
これは日本でも見られるので、馴染みがあります。


スマホではない、一眼のデジカメのほうで望遠で撮りました。
小船の先にある砂利運搬船を見ると、生活の香りが
にじみ出ます。

こうしてしばらく川沿いに歩くと、面白いものがありました。



フィットネスクラブやジムなどにありそうな
器具があって、無料で自由に試すことが出来るようです。
日本と違い、社会主義国であるベトナムですから
ひょっとしたら国家が国民に「メタボ」などにならないように、
こういう器具で定期的に運動するよう指導しているのかも知れませんね。



とはいえ、みんな楽しそうに器具を動かして
運動をしています。




ということで、私たちも気になり、初心者でもできそうな奴を
試してみることにしました。



これは両手で回すものですが、片手だとなんの問題も無いのに
両手を同時に使うと、意外に大変でした。
腕の運動(筋肉がつく)にはなるような気がしました。



カントーの市場です。しかしこの市場は
今まで訪問したのとは違い観光客用の市場です。



市場の前の広場で何か売っていました。
ライスペーパーを使った創作料理のようです。
ちょっと作り方を見てみることにしました。



ライスペーパーにいろんなものをトッピングするようですね
ねぎとか干し海老とかホムデン(赤わけぎ)を揚げたものとか・・・。



それを炭火であぶります。ライスペーパーが「紙鍋」のようです


仕上げにはマヨネーズとかケチャップをかけました。
気軽に出来るちょっとしたおやつ。
実際に購入していただきましたが、中々の味。
帰国後に店でも試してみようかと思いました。


別の屋台です。レストランはあまり見かけませんが、
屋台が多く並んでいます。


日本ではお目にかかれないだろう一品。
おそらく上げると頭は軟骨のような食感かと。



市場から少し離れて、街中を散歩することにしました。
そこで、「匂い」あるレストランが見つかればよいのですが。


これは「テト」の飾り付け、カントーでも当然のごとく
販売されています。ほしいのですがまだまだ我慢。



フルーツ屋台です。気がつけば完全に日が暮れて
しまいましたが、台より下の照明がピンクで目立ちます。



これは、ベトナムサンドイッチのバインミー屋さん。
今日の昼も食べたバインミーですが、これは人気料理
結構多くの人が居ます。気になりましたが、もう少し歩くことにしました。