9、チョロン市場の夕暮れヘ     戻 る

2016年1月11日(月)(2日目)。


宿に荷物を置いて、早速町を歩くことにしました。

繊維問屋街です。
チョロンは中華街でもありますが、その名前からしてベトナムで
「大きな市場」という意味があるそうです。
その為か、伝統的なショッピングの町で
それも卸の店が多いように思います。

実は私たちの店の近くも、伝統的な大阪の卸問屋街です。
だからなんとなく近いものを感じるのです。



古い建物の先に、似つかわしくない高い建物があります。
コンドミニアムなのでしょうか?まだ完成はしていないのですが・・・。
ただ、この建物の存在は非常に助かりました。
何故ならば私たちが泊まっている宿はこの黄色いコンドミニアム
の直ぐ近くだから、どこに行ってもこれを目指せば大丈夫という
安堵感があったからなのです。



紙のバックが売られていました。
こういうところがチョロンらしく感じるのです。



夕方になり、帰路に急ぐ人たちバイクの量は中心部より
チョロンのほうが多い気すらします。


別の角度からです。
夕暮れ時の薄暗い明るさですが、バイクの音のおかげで
寂しさを感じません。



またしても別の角度から、相変わらず多いバイクの量。



チョロンのビンタイ市場の近くのお店です。ちょいと気になりました。


「ぶら下がっているものが気になる」とシェフが言います。
今すぐにでも買いたい気持ちなのですが
それは・・・許されないのが現状です。




確かに店の入口にあると面白いかなという気がします。
場合によっては再入国時に再度チョロンにということも
頭の片隅に置きます。



念のため、住所の載っているところを写しておきました。


市場に来ました。ホーチミン中心部ともタンディン市場のある3区とも違う
喧騒のチャイナタウン・・・チョロンには異常なパワーを感じます。



市場の前までやってきました。
この市場「ビンタイ市場」は卸売りの市場なのですが、
結構面白いものがあるので、かつてはよく利用しました。
今日は遅いので、明日の朝に改めて行くことにしました。


ベンタン市場やタンディン市場とは明らかに違うたたずまい。
18世紀後半より華僑が集住して形成され、大富豪が沼地を開拓して
発展した町「チョロン」、同じホーチミンでもどこか違うんですね。

といいつつ市場の前を歩いていいると!


なにやら「元女子プロレスの選手では?」と思うような
服装と体格を持っている女性が市場の前で
何かを販売していました。




見るとなべにきれいに、掃除をした内蔵が煮込んで異いました。
これは食べなければなりません。早速注文しました。


これです。臭みが全くなくて非常においしくいただくことができました。
3万ドンでやや割高にも感じますが、これだけ新鮮な内臓の
料理なら納得できます。



次から次へとお客さんが来て注文します。
地元では有名な路上販売のお店なのでしょう。



永厳寺のレストランからしっかりした食事をしていません
でしたので、ちょうどおなかの具合も安定できました。
さて、これから未知の世界でもある、「夜のチョロン」の町を
歩きながらグルメを求めて、さらに歩き続けます。