0、プロローグ 旅立つまでの経緯とベトナムVISA問題(大阪→堺→大阪) 戻る

昨年2015年の夏ごろに、ベトナム航空の格安チケットを確保しました。
期間は2週間。これはベトナムでVISAなし渡航できる最大の期間。
とりあえずチケットを確保してからどこに行くか決めることにしました。
ベトナムのどこかの町での滞在とか、縦断などの国内旅行も考えつつも、
秋ごろに見つけた、LCCのエアアジアのタイ・バンコクからホーチミン行きの片道チケットを確保。
これでタイとのセットになったのですが、その中で一つの国の存在が気になりました。

それは、「カンボジア」理由は東南アジアでは「ブルネイ」を除いて唯一行ったことのない国だったからです。
ベトナム・タイの両国は頻繁に行くのでその気になればいけるだろうと思いつつ行く機会のなかったカンボジア。
一度は見ておきたい「アンコール遺跡」あるいは、お客様から聞いたカンボジアの多彩なビールの数々。
「この機会はチャンス」とばかりにカンボジアに行くことにしました。
さらに話が進み、陸路での横断。実はカンボジア以外にも、
気になるタイ・イサーン(東北)地方の都会「ナコーンラーチャーシーマー」
あるいは、ベトナムカンボジア国境の町「チャウドック」
そしてお店開業直前が最後に訪問したメコンデルタの「カントー」
これらの街も気になったので、日程もあるということで陸路で横断することにしました。




昨年暮れには、こちらの博物館でアンコール遺跡に触れる機会もあり、ますますアンコールの地「カンボジア」に思いをはせました。
もちろん、飲食店としての使命も忘れることなく、各地のグルメ事情に加えて、
カンボジアとタイのバンコクでは料理教室への参加も行うことになりました。
ところが、思わぬ事件が年明け早々の出発まで1週間ほど前に起こってしまいました。
カンボジア入国にはVISAが必要ですが、サテどこで取るのが一番効率よく安いのか調べていた矢先の事。
偶然見つけた一言に愕然としたのです。

それは、「ベトナム出国後、30日以内に再入国する場合にはVISAが必要」と言う事でした。
それもこの規定は「2015年1月」から適用とのこと。
深く関わっている国ながら不覚と思いつつも、知らないのは当然でした。
何故ならば前回にベトナム訪問したのは2013年の事。

これまでベトナムで2週間以内ならVISAの免除を受けることができてから、何度か利用していました。
2009年頃からベトナム航空の航空券の料金が安くなっていることもあり、
実は、一旦ベトナムに入ってからタイとかマレーシアに行って、最後に1日とか半日ベトナムに戻って
日本に帰るということを行っていました。
ですから、今回もそんな軽いノリで計画したものが一気に崩れました。
(そのような情報も入ってこなかった。情報収集能力が悪いと言われればそれまでですが)


とにかく、可能な限りの情報を収集し、お付き合いのある旅行会社の人に聞いたところやはり必要とのこと。

まだ日数が数日あるということで急遽申請書を印刷して記入します。



金額は、観光目的のシングルVISAだと25ドルと言う情報まで得たので、
この申請書に、ランチ営業後にエプロン姿のままスマホで撮影して証明写真として印刷した
写真を貼り付けて、堺市のベトナム領事館に向かいます。


南海高野線の堺東駅から領事館に向かう途中で見つけました。

本質とは関係ないのですが大きなクマたちがいますね。
そんなものを見ながら歩くこと15分ほどでベトナム領事館の前に着きました。



元々私たちが店を開業したときには同じ博労町の1丁目のビルの1フロアに領事館があり
非常に便利が良かったのですが、堺市の工場で働くベトナム人が多いこともあり
元結婚式場を改装したという立派な領事館がそこにありました。
正面入口は閉鎖されていましたが、VISA用の窓口が横にあったのでそこで
申請書を提出したのですが、VISAの申請の日付が再入国の20日以降ということもあり
ビザの出来る日が出発日以降と言われました。それではまずいので出発2日前の金曜日を
希望したところ、金額が2人分で13000円と言われました。
その上、特急料金4000円が別途かかるとのこと
想像していた金額より高額だったので、いったんキャンセルして戻ってきました。


しかし、後で聞いたら特に法外ではなく適正額だったそうですが・・・。


ここで選択肢は3つ。

1、空港でも取れるそうなのでビザを空港で取る
2、タイからの日程を帰国日前日に変更して、バンコクからそのまま帰る
3、知らないフリをして強行突破(これを、実際に行えたと言う情報もあったのです)

しかし、3、についてはそのあたりの防御が強化されたのか?後に不可能とわかりました。
2、も検討しましたが、タイからはLCCということで遅れる可能性があることと、
LCCの荷物が1人分だけ15Kgの制限に対してベトナム航空は1人40kg(つまり80Kg)
と非常に大量に運べることでやはりVISA代を払っても当初の予定通りに行くことになりました。

旅の途中もこのベトナムVISA問題の情報を収集することにして、旅立つことになったのでした。